今月初めニジェールの首都ニアメで、ECOWAS
(西アフリカ諸国経済共同体)大統領夫人会議が開かれた。
会議では、FGM、産科フィスチュラ(ろうこう)、また児童婚を
はじめとするジェンダーに基づく暴力を根絶することが決議され、
加盟国は2020年までに具体的かつ効果的な対策をとるよう
求められた。
児童婚は、アフリカ諸国の中でも特に西アフリカ地域で多く
みられ、若い女性10人のうち4人が子どものうちに結婚させ
られているという。

http://www.npwj.org/GHR/ECOWAS-and-NPWJ-organise-Forum-First-Ladies-and-Ministers-strengthen-political-commitment-fight-

https://fistulacare.org/blog/2017/10/first-ladies-in-west-africa/

http://news.bestnaira.com/posts/view/ecowas-first-ladies-call-for-end-to-female-genital-mutilation

https://kapital929.fm/ecowas-member-states-take-huge-step-to-address-acute-vulnerabilities-of-children/

草の根活動に加えて、政府の積極的な反FGM対策により、
ケニア、リベリア、ブルキナファソでは、FGM実施率が目に
見えて減少している。
反対に、政情不安に苦しむソマリアをはじめとして、FGM
廃絶に十分な力を注げない国もある。

しかし、ソマリアにおいても、命をかけてFGM廃絶に取り
組んでいる草の根活動家たちがいる。
プントランドにある「Galkayoセンター」では、1999年の
設立以来、20万人以上の少女たちを救ってきた。
縫合タイプのFGMを受け、15歳で70代の男性と結婚させ
られた少女がいる。
彼女は縫合部分を夫に短刀で切り開かれ、出血多量となったが、
このセンターの支援を受け救われた一人だ。
こうした現場で地道に活動を続けている団体に、より多くの資金を
回す必要がある。

https://www.hiiraan.com/news4/2017/Oct/144615/ending_fgm_is_only_possible_if_we_empower_girls.aspx

http://nytlive.nytimes.com/womenintheworld/2017/10/11/ending-fgm-is-only-possible-if-we-empower-girls/

ほとんどの女性がFGMを受けているというソマリランド
からのフォトレポート。

<国内避難民キャンプに住む80歳のCibaado Ismail>
FGMが原因で娘を亡くした経験を持つ。
FGM廃絶キャンペーンによって知識を得てからは、10人の
孫娘にFGMを受けさせなかった。

<41歳の切除者Asha Ali Ibrahim>
10歳になる孫娘にFGMを受けさせるつもりだ。
切除の仕事は母親から受け継いだ。
彼女自身、母からFGMを施された。
母は同じ刃で何人もの少女を切除して、感染症を引き起こす
ことがあった。彼女は毎回新しい刃を使っている。

<FGMについて教える教師Asha Ali Suldan>
助産師を目指す学生にFGMがもたらす合併症について
教えている。
FGMを廃絶するためには、この慣習についての教育が
欠かせない。

<47歳のシークAlmis Yahye Ibrahim>
大学の学長でもある彼は、FGMの有害性について彼のモスクに
集まる5千人の人々に説いている。
6人のシークで結成したFGM廃絶ネットワークのメンバーでもあり、
自分の3人の娘にはFGMを受けさせていない。

https://www.theguardian.com/global-development/gallery/2017/aug/11/female-genital-mutilation-in-somaliland-in-pictures?CMP=share_btn_link
ケニアの女子高生5人組が少女たちをFGMから救う
アプリを開発した。
これは少女をFGMから守るいろいろな工夫がされた
アプリで、たとえばFGMを強制されそうになったら、
緊急ボタンで警察に連絡できるという仕組みだ。

5人はこのアプリで、今月アメリカのシリコンバレーで
開催される「テクノベーション・チャレンジ」にアフリカから
唯一の参加者として挑戦する。
「テクノベーション・チャレンジ」は、10~18才の女の子を
対象に開かれる世界最大のガールズテック起業コンテストで、
自分たちのコミュニティが抱える問題を解決するアプリの
開発を競い合う。
優勝賞金は1万5千ドルだ。

http://edition.cnn.com/2017/07/28/africa/kenyan-girls-fgm-app/index.html?utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+rss%2Fcnn_world+%28RSS%3A+CNN+-+World%29&utm_content=Yahoo+Search+Results

https://www.yahoo.com/tech/teen-girls-kenya-invented-app-172752778.html

タンザニアのンゴロンゴロ(Ngorongoro)で、FGMが最も
多く行われる時期であるこの6月から、UNESCOによる
大規模なFGM廃絶キャンペーンが始まった。
マサイの人々が暮らす同地域では、FGMは文化的慣習
として深く根付いている。
このキャンペーンでは、7万人の地域住民に影響を及ぼす
ことが期待されている。

http://www.azaniapost.com/health/tanzania-unesco-to-conduct-campaign-against-fgm-in-ngorongoro-h4073.html

http://www.thecitizen.co.tz/News/UNESCO-to-launch-campaign-against-FGM/1840340-3946824-r390g/index.html