11月23日、神奈川公会堂で『第5回セネガル物語』が開催されて参加しました。

アットホームな楽しい催しでした。
今回はセミナーではなく、パネルディスカッションに参加。
ダンスと太鼓のパフォーマンスの前に60分で、4つの団体紹介と会場からの
質問に答えるという感じでした。

WAAFへの質問は、FGMのことを初めて聞いた初老の男性から
「アフリカでも北部と南部にはないのはなぜか」
「男子の割礼のメリットはあるのか」
という2点でした。

大きな会場に最初は人が集まらず心配でしたが、パラパラと
参加者が来はじめ、30人くらいになりました。
WAAFだけのセミナーだと、関心のある人しかきませんが、
このような形だと、いままで届かなかった人たちにも話を
聞いてもらえてよかったと思いました。

パネルディスカッションの後、販売ブースに来て質問してくれたり、
展示パネルを熱心に読んだり、何か支援したいとカンパをくださった
方もいました。
また、カンパ目的でTシャツを買ってくださる方もいて、結局7枚も
売れました。

ほとんどの参加者は、西アフリカの音楽やダンスの愛好者ですが、
その人たちにFGMのことも知ってもらいたいという主催者の思いが
通じたのではと思います。
でも何よりもこの催しは、みんなが楽しんで勇気がわいてくる、
そしてアフリカを身近に感じることのできるものだと思います。
昨夜NHKの番組「スーパープレゼンテーション」
「夢を叶えたマサイの少女」を観た。
マサイの女性カケンヤ・ンタイヤさんの講演だった。
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カケンヤさんの住む村では女児・女性はFGM(女性性器切除)を
受けることが長い伝統であり、慣習だった。
その儀式を受けた後に彼女たちに待っているのは結婚だけ。
14,5歳で結婚させられてしまうから学校には行けなくなる。
カケンヤさんは父親に「学校に行かせてくれないなら儀式は受けない」
と言い張り学校に行くことを続けた。
(FGMを受けないことは家族(特に父の)恥である。)
その後カケンヤさんはアメリカの大学に行き、今は教育活動家として
「FGMはやめなければならないこと」「そのためには女子に教育が
必要なこと」を訴えている。
(何年だったか忘れたが)ついに女子のための小学校も作った。
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というとても素晴らしい感動的な講演だった。
だが、一つとても残念なことがあった。。

それはFGMを女子割礼と訳していること。
カケンヤさんは講演の中で全て female genital mutilation とか
mutilationとかmutilatedと話しているのに字幕は全て割礼と訳されていた。

カケンヤさんたちが、そしてアフリカの多くの女児・女性たちが
強制的に課せられているのは決して決して「女子割礼」ではない。
女性の性器を切除してしまう儀式である。
なぜNHKが女子割礼と訳してしまったのか不明だが、FGM(女性性器切除)
という言葉はアフリカの人々が、この慣習は女児・女性を心身ともに傷つける
暴力行為であることをはっきり示すために自ら宣言した言葉だ。
とても良い番組であっただけにこの点だけが 非常に残念だった。
FGMという用語に関する宣言(一番下にあります。)

2013.11.23 セネガル物語
2013年11月23日(土・祝)
神奈川公会堂で開催される『セネガル物語』にいらしてください!

WAAFはパネルディスカッション(13:00~14:00)に参加し、
展示・販売も行います。

セネガル物語13_R
次号ニュースレターの発行が今月末で(ひと月前から決まって
いるのですが)、
それで、原稿締切日がもうすぐで(これもひと月前から決まって
いること)、
けっこう焦っています(これはいつものこと)。

そのニュースレターでも報告する先日のグローバルフェスタ、
写真がアップされていました。
http://www.gfjapan.com/2013/photo_2013
ローマでイタリア政府、UNFPA、UNICEFによる国際会議が開催。
http://www.unfpa.org/public/cache/offonce/home/news/pid/15446
http://www.unfpa.org/webdav/site/global/shared/documents/events/2013/FGMC%20Conference%20concept_note_English.pdf
http://www.esteri.it/MAE/EN/Sala_Stampa/ArchivioNotizie/Approfondimenti/2013/10/20131022_mgfboninonu.htm

イギリスで、FGMは児童虐待であり警察への通報を義務付けるべきと、
訴える報告書がまとめられた。政府もこれを支持している。
http://www.theguardian.com/society/2013/nov/04/uk-mutilation-girls-report
FGMの被害者でもある活動家も、この報告書が発表されたことを歓迎。
http://www.theguardian.com/commentisfree/2013/nov/05/female-genital-mutilation-fgm-child-abuse-british-girls

イギリスBBCが、イラクのクルディスタンにおけるFGM廃絶を訴える
ドキュメンタリーを制作。前回紹介したドキュメンタリー、地元NGOの
WADIスタッフによる話も盛り込まれている。
http://stopfgmkurdistan.org/html/english/articles/article078e.htm

うわっ。もう11月です。
早いなと思いつつ、ニュースレターのバックナンバーを
読み返してみれば、ちょうど去年の今頃は事務所の
引越しがあったのでした。

引越しについて、思い出してみると・・・

最初に事務所を置いたのは江東区。
1996年1月のことです。
ここは仮事務所のような形で、それから1年後には
中目黒に正式な事務所を構えました(といってもよその
団体さんとの共同使用)。
中目黒には10年以上いました。

次に市ヶ谷に引っ越して(こちらもよその団体さんの
事務所に間借り)、そこに4年ほどいました。
そして、現在に至る・・・
と、WAAFのちょっとした歴史でした。