昨夜NHKの番組「スーパープレゼンテーション」
「夢を叶えたマサイの少女」を観た。
マサイの女性カケンヤ・ンタイヤさんの講演だった。
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カケンヤさんの住む村では女児・女性はFGM(女性性器切除)を
受けることが長い伝統であり、慣習だった。
その儀式を受けた後に彼女たちに待っているのは結婚だけ。
14,5歳で結婚させられてしまうから学校には行けなくなる。
カケンヤさんは父親に「学校に行かせてくれないなら儀式は受けない」
と言い張り学校に行くことを続けた。
(FGMを受けないことは家族(特に父の)恥である。)
その後カケンヤさんはアメリカの大学に行き、今は教育活動家として
「FGMはやめなければならないこと」「そのためには女子に教育が
必要なこと」を訴えている。
(何年だったか忘れたが)ついに女子のための小学校も作った。
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というとても素晴らしい感動的な講演だった。
だが、一つとても残念なことがあった。。

それはFGMを女子割礼と訳していること。
カケンヤさんは講演の中で全て female genital mutilation とか
mutilationとかmutilatedと話しているのに字幕は全て割礼と訳されていた。

カケンヤさんたちが、そしてアフリカの多くの女児・女性たちが
強制的に課せられているのは決して決して「女子割礼」ではない。
女性の性器を切除してしまう儀式である。
なぜNHKが女子割礼と訳してしまったのか不明だが、FGM(女性性器切除)
という言葉はアフリカの人々が、この慣習は女児・女性を心身ともに傷つける
暴力行為であることをはっきり示すために自ら宣言した言葉だ。
とても良い番組であっただけにこの点だけが 非常に残念だった。
FGMという用語に関する宣言(一番下にあります。)

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